ぐるぐる、回る。

もう、ちょっと懐かしい、真夏の暑い時期に、小麦を収穫して、
その後の畑に、緑肥という土壌の栄養になる草の種を蒔きました。

夏休み真っ只中、蝉や蛙の声が賑やかな中に、
どんどんと成長をしてくれて、随分と背が高くなりました。
秋の風を感じるようになった今、来月の小麦の種まきの準備を、
いよいよしていく季節になりました。

こんなに大きくなってありがとう、という思いとともに、
草を粉砕してくれる機械で、細かくしていきます。
それから、トラクターでゆっくりと耕しながら、
土と草をしっかりと混ぜ込んでいきます。

ふかふかになった土。
この後は、仲間にお任せします。
土の中の微生物たちに、分解してもらって、
よい土にしてもらいましょう。

畑の中には、いろんなものが混ざっています。
収穫後の小麦の藁、今回は、緑肥。
そこらへんによく生えているクローバーも、土の栄養になります。
いろんな芽が出て、伸びて、混ざって。
そしてまた、小麦の種を蒔きます。

ぐるぐると回って、循環して、
毎年、毎年、どんどん良い畑になっていきます。
うまそうな畑には、うまそうな小麦ができると信じて、
せっせせっせと、トラクターに乗ってきます!

(写真は、粉砕前と粉砕後。この後に、トラクターで混ぜ込みます。)