照る照る坊主

スペルト小麦の収穫は、順調に進んでいます。
今年は今のところ、天気に恵まれており、
雨予報があっても、日中は、あまり雨が降っていません。
ありがたや、ありがたや。

夜は降っていることも多いですが、
翌日は、朝早くから収穫するのをぐっと我慢して、
遅い午前中から作業をしています。

僕が収穫に使っている機械は、二台。
まず、バインダーという機械を使います。
小麦を刈り取りながら、ある一定量で束にしてくれて、紐で結んでくれます。
手作業なら、どれだけ時間がかかることでしょう。
ありがたや、ありがたや。

バインダーで畑が丸裸になったら、ハーベスターという機械に、束ごと通します。
すると、何ということでしょう。
ものすごい音とともに、小麦の茎から穂が取れて、
脱穀という作業をしてくれます。
機械の中では、ぐるんぐるんと粒が踊り、
最後に、袋に勝手に入ってくれます。
ありがたや、ありがたや。

離農した方から譲っていただいた収穫の機械、
30年以上前のものだと思います。
今でもきれいで、よく働いてくれて、
ずっと大切に使われていたのだろうなあと思います。
畑を貸していただいている方、機械を譲ってくださった方、
たくさんの方に感謝をしながら、収穫に精を出します。

昨日は、午後からいきなり雨がざあざあ降ってきてしまい、
ひやりとしました。
今日は天気になりますように。